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物理のテストで点数を上げるコツ

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物理への苦手意識

多くの人が学生時代に物理には苦手意識を抱くものです。
これはそもそも理系科目が苦手な人の方が多いこと、そしてその学問の特殊性にあります。

物理学というのは自然科学の一つであり、自然界に見られる現象の性質を力学的、原子論的に理解していく学問であるためです。
日常の現象に対して数字的に解明するために公式を用いたり、原子を用いて表現したりするためにただ覚えるだけではいかないこと、イメージが難しいことが原因としてあげられます。

将来は理系に進学しないから物理は必要ないとか理系に進学したいけれども工学系ではないから大丈夫と思う人もいますが、意外と用いることもありますし、学校の成績もきちんと修めておく必要がある人も多くいます。
推薦入試の希望をしている人は、内申点を取る必要がありますから授業科目に物理があればある程度の点数の取得が必要です。

また、国立志望であれば文系学部を希望していても理系科目を2科目受験する必要がありますし医学部希望であれば理系科目は全部受験しなければならないため、進学先で用いないとしても受験では必要なこともあるのです。
そこで、物理のテスト勉強についてはしっかりと知っておく方が良いのです。

物理の学習方法

物理を苦手と感じる人の多くは、暗記することよりも応用することが求められる点です。
覚えるだけではなく、それを用いるスキルが求められるために、問題を解いていて自信がなくなったり不安になってしまったりするのです。
それが、さらに日常の現象を数式にするというとてもイメージしにくい作業をするために苦手意識に繋がるのです。

しかし、言い換えれば最低限のことを覚えればどのようなことでもできるということにもなります。
反復練習をして覚えた公式の使い方を身につければ、計算ミスをしない限り解くことができるようになるのです。

ここでポイントとなるのが反復練習です。
応用力をつけると聞くとたくさんの問題に触れることが必要と思われがちです。
しかし、多くの問題に触れるよりも同じ問題を繰り返し解くことで問題の解き方、考え方を確実にインプットしていくことで応用力を身につけることが重要です。

POINT

はじめに一通り解いて間違えたところは解説を読んで理解したら二回目はすべての問題を解き直します。
三回目以降は間違えた問題のみを解き直して、全てが解けるようになるまで繰り返します。
そのあとは実践的な入試問題や学校の試験対策の問題に取り組んで身につけた力を試していくことで力がついて得点が取れるようになるのです。