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数学が得意な人の共通点とは?

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数学が得意な人への憧れ

多くの人が数学が得意な人に対してかっこいい、とか羨ましいといった感情を抱くものです。
そして、数学が苦手な人は自分には数字の感覚がない、数学のセンスがない、才能がないと悲観的に感じる人が多くいます。
数学が得意というと頭が良いように感じますし、文系よりも理系の人の方が少ないために優秀に思うものです。
もちろん、数学だけが得意でも社会では役だ立たないこともあるのですが、数学が得意なことで日常生活に活かせるスキルや考え方もたくさんあるため、得意であることで困ることは決してないのです。

大人になってから数学を得意にするのは難しいものです。
勉強する時間を作ることも難しいですし、子供の頃よりも記憶力も退化しているためになかなか身につかないためです。
しかし、数学が得意な人のことを知ると日常生活でのものの考え方を変えたり異なった切り口からものを見るヒントにすることができます。

数学が得意な人の特徴

数学が得意な人はもちろん数字の感覚に長けている人もいますが、それだけではありません。
まず、得意と不得意を決める大きな違いに物事の捉え方があります。

数学の問題というのは難易度が上がるのは基本問題の組み合わせ方で決まります。
そのため、問題を俯瞰して捉えてどのように問題が構成されているか分析して基本通りに解く力が得手不得手を決めます。
数学が得意な人は問題を多面的に見て基本に近づけることができ、苦手ないとは問題を一方的に見てしまい立ち止まってしまいがちと言えます。

このように多面的に捉えることができることで、逆から物事が見られたりゴールから逆算して考えられたりすることができます。
逆から見ることができれば、自分の立場から考えても答えが出ない場合には、視点を変えて相手の立場から考えることで答えを導き出せることができます。
また、ゴールからの逆算ができれば、締め切りまでに仕事を仕上げるために1日にするべき仕事量が計算できて計画的に物事が進められたり、迷路をゴールから解くように、答えから逆算することで仕事の進め方が見えたりということができます。

また、数学が得意な人は物事の因果関係を捉えることが得意です。
因果関係がはっきりすることで物事の状態を正確に捉えることができます。
頭の中で話の因果関係を図式化したりグラフにしたり、絵にしたりと自分なりに因果関係を整理するスキルがあると言えるのです。

POINT

このように、数学が得意な人は物事を一方的ではなく多方面から捉えられる人が多いです。
また、考え方も様々な方向からできることで問題へのアプローチも様々な方法からすることができます。