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無線従事者とは?

現在でも様々な場面で用いられている無線

インターネットや携帯電話の普及が著しい時代ですが、無線というシステムがなくなることはありません。
無線を使うシーンというのは、とても重要なものが多いので、無線に関わる仕事というのは安定してある状況です。

具体的には飛行機の運航や船舶の航行のためには、必ず無線が使われます。
また、携帯電話の基地局も無線事業ということになり、最終的な使用方法は異なるとしても同じく無線というジャンルに入ります。
さらにアマチュア無線として、趣味で無線を楽しむ人も多く、世界中で無線が使われています。

無線従事者というのは、このうち特に業務として無線を使う際に必要となる資格、もしくはその仕事をする人のことを指します。
無線は世界中でたくさんの場面、特に航空機の運航のような重要な場所で使われているため、トラブルが生じないようにしっかりとした知識と技術を持っている人が従事する必要があるのです。
そのため、業務として無線を使う場合には資格保有者のみ、もしくは必ず現場に資格保有者がいることが義務付けられています。

無線従事者として働くためには?

資格を持っている人がいれば、無資格でもできるというシーンもありますが、やはり無線従事者として働くのであれば、資格を取るのがベストです。
無線従事者関連の資格は、主に総合無線従事者、航空無線従事者、陸上無線従事者、海上無線従事者と分かれていて、それぞれ異なる資格が必要となります。
そのため、まずは飛行機関連なのか船舶関連なのかなど、どの分野での仕事をしたいのかを考えてから資格を取るようにしましょう。

資格を取るためには主に二つの方法があります。
まず、無線従事者の国家試験をパスするというもので、仕事ん関係する資格試験を受けます。
この場合は、それぞれの資格にだいたい1級から3級までの等級がありますので、少しずつレベルを上げていって取る方がいいでしょう。

もう一つのケースは、専門の養成機関に通って資格を取るというものです。
すべての資格について養成機関が設けられているわけではありませんが、養成機関に通うことで資格がもらえることになります。
どこの自治体でも養成講座があるわけではありませんし、望む資格についての講義があるかどうかも分かりませんので、事前にどんな資格が講座に通うこととによって取れるかを確認するようにしましょう。

専門性が高いので安定している

無線従事者という仕事は、とても専門性が高く、それほど人員の移動が少ないところです。
そのため資格とスキルを持っているのであれば、比較的安定した仕事ができるというメリットがあります。
また、飛行機などの好きな仕事に携われるというのも魅力的な点と言えるでしょう。