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東京理科大学

東京理科大学とはどのような学校か

東京理科大がくは本部を東京都新宿区神楽坂位に置く私立の理系大学です。
自然科学教育を施す高等教育機関としては2番目に歴史が長く、私立の中では最古の学校です。
夏目漱石の『坊ちゃん』で登場する「物理学校」というのはこの東京理科大の前身である東京物理学校のことを指していることでも有名です。

東京理科大学は理系の総合大学であり、理系志望の人にとってはとても人気の学校です。
難易度も高いですし評判も良いため、多くの理系進学希望者が志望校として掲げる学校の一つです。

大学のキャンパスを5つ持っていることも特徴であり有名です。
本部のある神楽坂キャンパス、葛飾キャンパス、野田キャンパス、久喜キャンパス、長万部キャンパスと東京だけでなく、埼玉、千葉、北海道にキャンパスがあります。
特に基礎工学部は大学1年生の間は北海道の長万部キャンパスで全寮制の中で学習します。

男女比はやはり理系学部がメインであるために、男子の方が多いです。
そのため、キャンパス内の様子は地味であるとかつまらなそうと感じる人も多いです。

しかし、東京理科大学は、理系大学の中でも珍しく女子の人気が高いことも特徴です。
理学部は基礎内容だけでなく、応用理学がバランス良く設置されています。
理学部の中に工学部、情報科学、薬学、生命科学、社会科学と分野が細かく枝分かれしており、それぞれの分野の学習ができます。

また、公務員への就職率の高さも人気の理由です。
国家公務員の採用試験合格者数が全国ベスト10に入る上位校なのです。
公務員志望者への応援体制も整っているため、合格者を多く輩出することができています。

公務員にならない人の就職も気になるものです。
理系の学校であるために、卒業生の大半は大学院に進学をします。
進学先も東京理科大学の大学院だけでなく、別の大学院に進学をする場合も多いです。

POINT

東京理科大のネームバリューは十分あるので大学卒で就職を検討する場合にはそれでも十分就職で有利に働くと考えられます。
しかし、理系の就職先というのは大学院まで出ていることが条件とされることが多いため、学部卒としての就職は難しい場面も多いのです。

複数学部の受験ができる

東京理科大学に進学を希望する人は、一般入試か推薦入試で合格することが必要です。
推薦入学は、指定校制推薦入学と公募制推薦入学とがあります。
指定校は受験が認められている学校が決められていますし、公募制は学部が決められていますので、自分が受験できるのか事前の確認が必要です。

一般入試はA方式、B方式、C方式、グローバル方式入学試験とあります。
出願資格を満たしていれば、同一学科での併願をすることも可能ですし、東京理科大学が第一志望の場合には複数学部を受験することも可能です。